◆池田 一彦
始めまして、とこう書いて、アレ違ったカナ?と思って国語辞典引いたら、やはり「初めまして」だった……頭の中に、あるいは口先に、何か言葉が浮かぶのが先で、表記上怪しいときは、一応字引を引いてみる。たまに、この言葉が絶対正しい、と思っても、『広辞苑』や『国語大辞典』(だったか?)に載っていないことがあり、その時は、自分の感性を信じてそのまま押し通すこともある。本を買い集めるのが昔から大好きで、特に絶版文庫を探し求めてよく歩いた学生時代でした。今は、明治初年の文学書を蒐集しています。レトロ、と言うか何事につけ懐古趣味で。近代と言えば明治から昭和戦後間もなくの期間を指すかと思いますが、仮名垣魯文から坂口安吾まで、味のある文章の書き手に敬意を表し、「名文」の何たるかを自分なりに追求して行きたいと思っています。 |